2008年7月7日月曜日

おちてくる雨粒を人力で数えることについて


耳にはさんだえんぴつが頭をかたむけた拍子にポロリと落ち、あわててつかもうとしたら手のひらにブスリと突き刺さって現在とても難儀しています。

しかたがないのでベランダで煙草をくわえながら、雨粒をひいふうと数えているのです。数えるそばから畳みかけるように降ってきて、どうにもならない。

どれくらいの面積なら、そこに落ちる雨粒を人力で数えることができるんだろうか?野鳥の会の人々を10000人くらい集めて、数取器で一斉にカチカチやったら、ひょっとしてそれなりに精度の高い結果が得られるんじゃないだろうか?

コップを地面に置いて、たまった雨水の量から何滴と逆算したらよさそうなものだけど(アメダス方式)、それは42.195kmのフルマラソンを「車で走ったらいいのに」と言うのと同じくらい冷え冷えとした考えかたであって、どうもあんまり感心しない。どのみち無益な研究なのだから、合理性を排除してなるべく丸腰でとりくみたい。こういうときに多細胞生物としての限界と可能性を追求しないで、いったいいつ追求するというのだ。

とおもったらやんでしまった。なんだ、気の短い雨だな。

スピードガンで雨粒の落下速度を計測するのもいいですね。何キロくらい出てるんだろう?


しかし紅白歌合戦の結果集計を日本野鳥の会とそろばん日本一に託すというモンティパイソン的発想は、カリキュラマシーンと並んで長く語り継がれるべき無形文化財のひとつですよね、おそらく(思考の跳躍)。


それにしても手のひらがズキズキする。

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